Googleの定額制音楽配信サービス『Google Play ミュージック』のスゴさはクラウド保存機能にあり!
昨日『Google Play ミュージック』に登録したお話をさせていただきました。よく知らない人もいるかもしれませんが『Google Play ミュージック』とはGoogleが提供する定額制の音楽配信サービスのことです。
まだ登録してみて1日経過しただけ。使いこなしてるわけじゃありませんが、そのメニューや機能のいくつかと、あれこれを触ってみた感想をかんたんに書いておきます。そして最大のウリである、クラウド保存機能についても説明します。
『Google Play ミュージック』はスマホがあればそれで十分楽しめます。でも、PCがないとこのサービスの恩恵を100%受けることはできないと思います。詳細は後述します。
というわけで、PCのChromeからGoogle Play ミュージックにアクセスしてみます。
すると、「Chrome版 Google Play ミュージック」の拡張機能をインストールすることになります。
Googleアカウントがあればそのままかんたんな設定をしてすぐに利用スタート。
スクリーンショットにご覧いただければお分かりいただけるように、左側にメニューがならんでます。
「今すぐ聴こう」
「今すぐ聴こう」というメニューにすすみます。
Wordのクリップアートみたいなダサいイラストが並んでますが、そこはこれから改善されると信じましょう(笑
「土曜日の夜にオススメの音楽~ピッタリくるものをセレクト!」という見出しから「今日のオススメヒット」「エクササイズ」「家族で団らんタイム」といったテーマを選ぶことができます。
たとえばこの中から「今日のオススメヒット」を選ぶとさらにテーマが細分化されており、そこから「獲れたて!総合ヒット」を選択して、再生ボタンを押すと、曲の再生となります。
AAAや西野カナ等の人気アーティストの楽曲がならんでますが、あくまでもこのGoogle Play ミュージックに登録されているアーティストに限定されてます。本当のヒットチャートの内容とは異なります。
さらに「最近のアクティビティ」という箇所では、最近再生または追加した曲へ飛ぶことができます。
また「おすすめをカスタマイズしよう」にすすむと、好きなジャンルやアーティストを聞かれます。その後はその回答によって「あなたへのおすすめ」ということでGoogle側が自動的におすすめの楽曲やアーティストやアルバム等をセレクトしてくれることになります。
「トップチャート」
「トップチャート」にすすむと、人気曲やベストセラーアルバムを聴くことができます。
なお2015年10月17日現在の人気曲上位5つは下記のとおりです。
- トリセツ - 西野カナ
- R.Y.U.S.E.I. - 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
- もしも運命の人がいるのなら - 西野カナ
- Darling - 西野カナ
- I Really Like You - カーリー・レイ・ジェプセン
西野カナ、すげーな。
「ベストセーラアルバム」にはマルーン5、ハジ→、乃木坂46、アヴィーチー、AAA等のアルバムがならんでます。西野カナのトリセツも入ってますが、これはシングルじゃないの?実際にこれを選んでも「1曲」しか入ってませんでした。理由はよくわかりませんね。
「新作」
文字どおりの「新作」コンテンツ。発売日ベースなのか、Google Play ミュージックへの登録日ベースなのかはよくわかりませんが。
「マイライブラリ」
「マイライブラリ」にすすむと「プレイリスト」「ステーション」「アーティスト」「アルバム」「曲」「ジャンル」といったメニューにわかれており、自分仕様のコンテンテンツをここで整理することができます。
なんとクラウドで音楽ファイル5万曲をあずかってくれる
そして、これがGoogle Play ミュージックの一番の特徴だと私が思っているポイントなのですが、自分のPCに保存してある音楽ファイルをGoogleが用意してくれたクラウドにアップロードできるのです。それも最大5万曲まであずかってくれます。
初期設定で私のPC内の「iTunes」フォルダをさっそく探しだし、そこから自動で音楽ファイルをアップロードしてくれました。すでに1200曲以上をGoogleがあずかってくれており、マイライブラリの「アルバム」にも登録してくれてます。
あとは設定で、フォルダを選択しておけば自動でアップロードしてくれますし、手動でアップロードすることも可能です。
MP3ファイルのアーティス名やアルバム名も自動で取得して、そのデータもしっかり管理してくれてます。なので、そのデータを元にCDジャケット画像データも自動でつけてくれたりします。
私は「アナと雪の女王」のサウンドトラックCDのMP3データをアップロードしたのですが、ジャケットデータはGoogle側が勝手につけてくれてました。これはありがたい。本当に便利です。
いつでもどこでも手持ちの音楽ファイルを聴くことができる
一旦アップロードするという手間はあるものの、手持ちの音楽ファイルをGoogle側がしっかり保存して管理してくれるなんて、便利な世の中になったものです。
私もPCや外付けHDDに保存してる音楽ファイルはバックアップの目的も含めて、すべてGoogle Play ミュージックのクラウドに送っておきたいと思います。
こうしておけば、これからはわざわざPCを立ちあげなくても、いつでもどこでも自分所有の音楽を聴くことができます。
ただWi-Fi環境のないところでこれをやるとデータ通信量がかかりますので注意が必要です。
でも、自分のスマホ端末等に楽曲をダウンロードしておく機能もありますから、そこは安心です。よく聴く楽曲は、曲単位またはアルバムごとダウンロードしておけば大丈夫。
手持ちの音楽ファイルをiPhoneで聴くためには、PCにケーブルで接続してiTunesと同期し、iPhoneに転送する必要がありました。でも、このGoogle Play ミュージックのクラウドを介せば、ケーブルで接続するような面倒はいっさい必要ありません。
すべての音楽データをGoogle側のクラウドに保存しておけば、好きな曲だけiPhoneにダウンロードすればOK。私は、どうも昔から「iTunesとの同期」が好きではありませんでした。第一印象が悪かったのか、ずっと苦手意識ありました。PCを買い換えるたびに、どうすんねん?ていう混乱もありましたし。
でもこのクラウドにストックしておいて、必要なものだけを引っ張り出してくる、この方法はシンプルでわかりやすい。もちろんWi-Fi環境があれば、ダウンロードする必要もなく、そのまま再生可能です。これは画期的なシステムではないでしょうか。
無料でもこのクラウド機能は使わせてもらえる
そして、実はこの機能、定額制音楽配信の有料サービスを使っていなくても、利用可能です。無料会員でも使えることができます。
さすがGoogle、太っ腹!
私は、有料の音楽配信サービスを今後も継続利用するかどうかはまだわかりませんが、この『Google Play ミュージック』とは長いお付き合いになりそうです。
明日10月18日までに登録すれば、通常980円の月額利用料がずっと780円になるそうです。試用期間が1ヶ月ありますので、まずは登録してみてはいかがでしょうか?