激安寿司の激戦区、天神橋筋商店街でひさしぶりにお寿司を食べた話
日本一長いと言われる大阪の天神橋筋商店街。
長さは、なんと南北2.6キロメートル、商店街には600店のお店がひしめき合っています。
数年ぶりにここに行く用事があったので、お寿司を食べに行ってきました。
この天神橋筋商店街は激安寿司の激戦区でもあります。
もう10年近く前になりますが、この商店街でもっとも有名なお寿司屋さんとして、知り合いに教えてもらったのが「春駒」でした。
その後も、ここに来る時はだいたい春駒に行っていまして、今回もお決まりのようにここを目指していたわけですが、なんと定休日・・・。
しかし、幸運なことにこの真向かいにもお寿司屋があり、ここはたくさんのお客で賑わっています。昔からこの存在は知っていましたが、春駒に行くばかりでスルーしていたのです。でも今回はじめて行ってみることにしました。
「すし政 中店」というお店です。
行列もできておらず、わりとすんなりと入ることができました。案内されたのは4人掛けのテーブル席。この日は家族で行ったのでちょうどよかったです。でも子供がいなければ、カウンター席も絶対たのしいと思います。
さて、まずは喉の渇きを癒そうと「生ビール」を注文しようとしたところ、瓶ビールしかないとのこと。たしか春駒は生ビールあったよなー、とか思いながらも、たまには瓶もいいかと、キリンをお願いしました。運転手の嫁さんはノンアル。
さーて、なにを食うか!?
回転寿司並のプライスなので、気兼ねなくどんどん注文できます。
1皿2貫の価格です。一番高いのでも400円です。お造りや赤出し、茶碗蒸しといった一品料理も豊富に揃っています。
注文は口頭でももちろん可能ですが、テーブルの上に用意されたメモに書いて渡します。個数は「1」と書いても、ちゃんと「2貫」来るのでご安心を。
今回は子供もいたのですが、オーダーする時に「わさび抜きにしますか?」としっかりと確認してもらいました。やさしいお店です。そうそう、このメモのそばに、てんこ盛りの生姜もありました。
さあ、いよいよお寿司が運ばれてきました。
わさびは別添えで用意してもらっていました。そして、なんと子供のためにハーフサイズのお寿司にしてくれていました。エビは、海苔で巻いて食べやすくなっています。ただでさえ安くてこちらは満足しているのに、素晴らしい思いやり。人気があるのもうなづけます。
店内はというと、スタッフがカウンターの中に5人くらい、フロアに2人くらい。これで約30人くらいのお客さんをさばいています。回転率はめちゃくちゃ高いわけでもないと思いますが、でもしっかり利益を出しているのでしょうね。
その後もお寿司が続々と運ばれてきます。
どれもすべておいしかったです。たぶん春駒のほうが寿司のサイズは大きいと思いますが、逆に女性にはこれくらいの大きさのほうが食べやすいかもしれません。
全部で15皿(30貫)くらい注文したでしょうか。
お会計は3,950円でした!
や、やすい・・・。
もうこういうお店を知ってしまうと回転寿司には行けなくなりますね。
ひさしぶりの天神橋筋商店街でのお寿司でしたが、大満足の夜となりました。
でも、この商店街はお寿司だけではなく他にもディープなお店がたくさんあるようです。またゆっくりと探索しにきたいと思います。