阪奈カントリークラブは私有地が存在するためプレーと景観が制限されるゴルフ場
久しぶりに阪奈カントリークラブに行ってきました。
すでにコース上の木々たちが紅く色づきはじめ、大阪平野も一望できるこのロケーション最高のゴルフ場にも、いやーな問題が存在してます。
↑クラブハウスも豪華。「ホテル阪奈」と一体化しています。隣にチャペルもありますが、現在はウェディングはやってないそうです。レストラン「The View」からの夜景は最高ということですので、夜にも訪れてみたい場所です。
↑大阪平野が一望できます。もっと空気が澄んでる日なら、さらに眺めはいいでしょう。
↑遠くから眺めるクラブハウスも存在感があります。
私有地が存在していて、そこは打ち込み・立ち入り禁止となっている
さて、そんなゴージャスな阪奈カントリークラブですが、土地利用について地主たちといろいろあったそうで、なんとコース上に私有地がいくつか存在しています。
非日常を楽しむ空間になって、少し残念な状況ですよね。
たとえば、6番のロングホール。セカンド地点からグリーンを狙うにも、ちょうどその前方に私有地が立ちはだかってます。
↑テントらしきものが見えるこの囲われたエリアが私有地です。
↑ネットが張られているのでボール位置によっては、上を越すことが困難。まあ、そもそもこの上を飛んで行くようなボールは打ってはダメだとか・・・。
↑「KEEP OUT!」と書かれた看板があり、「この先私有地につき打込・立入禁止」と表示されてます。
テントが存在している理由は、地主サイドの人たちが、ここに座り込んだりすることがあるとかないとか。そして、ボールが打ち込まれたり、私有地上空をボールが飛んでこないか、監視していることもあるのだとか。
うーん、怖い話。ゴルフに集中できないですよね。
「打ち込み禁止」といっても、そんな自分の思うようにボールが飛んでいかないのがゴルフというものであってですねぇ。
このようにプレーは制限されるし、せっかくの景観も台無しです。雑草もボーボーと生い茂ってますからね。
そして最終の18番ホールにも私有地が存在します。池に囲まれたグリーンが待ち構える「あがり」のホールですが、私有地のおかげでモヤモヤした気持ちでティーングラウンドに立つことになります。
↑右前方の木に囲まれているのが私有地エリアです。この看板には「他人地」という書き方になってますね。
ここでは、はっきりと「上空を越えてのプレー」はダメだとなってますね。でもわかっていても、飛んで行くものは飛んで行くので仕方ないんです。
実際、この私、この私有地エリアにボールを打ち込んでしまい、このホールの第1打をOBとしてしまいました・・・。
立ち入り禁止だから、この中にボールを打ち込んでも探すことができません。
↑座り込む用の椅子?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
というわけで、私有地のおかげで心を乱される阪奈カントリークラブ。まあこんなことで心を乱されてる間は、ゴルフは上達しないんでしょうけどね。
いつか土地問題が解決して私有地が存在しなくなるか、存在していたとしてもコースの一部として以前のように活用されることを望むばかりです。
↑ラウンド終了して、クラブハウス前から最終ホールを撮影した写真。こうやって見ると、良いゴルフ場ですよね。
食事もおいしいし、お風呂も温泉なので、贅沢な気分が味わえる場所。私有地の問題さえなければもっと評価の上がるゴルフ場(昔はもっと評価高かった記憶があります)になると思います。
それでも、このゴルフに最適な10月で、昼食が付いて総額9,000円という料金(セルフプレイ)はお得です。
まあ、このようにワケありなので、料金設定が低めなのかもしれません。
大阪市内からも近いですし、私有地の問題を「ネタ」として楽しめる人なら、この阪奈カントリークラブはおすすめです。
私もまた近いうちにリベンジしにいこうと思います。